Javaで作成されたアプリケーション(~.jarなど)は、JRE(Java Runtime Environment、Javaランタイム環境)と呼ばれるソフトが無いと実行できません。(JREは単にJavaと呼ばれたりします。)
この記事では、Windows10でのJavaのインストール方法(JREのインストール方法)を紹介します。
Javaの入れ方
まず、Javaの公式サイトからJavaのインストーラーをダウンロードします。↓
https://www.java.com/ja/download/manual.jsp
Windowsが32ビット版の場合は「Windows オフライン」、64ビット版の場合は「Windows オフライン (64ビット)」のリンクをクリックしてダウンロードします。
Windowsが何ビット版か分からない人は ↓ の記事を参考に確認してください。
ダウンロードしたものを実行します。
使用しているブラウザがMicrosoft Edgeの場合
「ファイルを開く」をクリック。
使用しているブラウザがGoogle Chromeの場合
ダウンロードされたファイルを直接クリック。
Javaセットアップが開くので、「インストール」を押してインストールを開始します。
少し時間がかかるので待ちます。
「Javaが正常にインストールされました」と出たら成功です。「閉じる」をおしてウィンドウを閉じてください。
途中で「最新でないJavaのバージョンが検出されました」とでた場合は、特に理由がない限り「アンインストール」を押して古いバージョンのものを消すことをおすすめします。
※古いバージョンのアプリケーションを動かせなくなる場合があります。
jarファイルの実行&設定
初期設定で実行可能な.jarファイルは、ダブルクリックで実行できるようになっています。
しかし、稀にダブルクリックで実行できない場合があります。
これはJavaを再インストールすればだいたい直りますが、それでも直らない人はどうすれば良いのかを解説します。
ですので、特に必要がない人はこれ以上読み進めてなくても大丈夫です。
プログラムから開く
jarファイルを右クリックし、「プログラムから開く」→「Java(TM) Platform SE binary」をクリック。(「Java」とあれば名前が少し違くても恐らく大丈夫)
Javaが見つからなければ「別のプログラムを選択」をクリックします。
「その他のアプリ」を選択してJavaを探します。
Javaがあれば、「常にこのアプリを使って .jar ファイルを開く」にチェックマークを入れ、「OK」を押します。
Javaがなければ、Javaのインストールが正しくできていません。再インストールを行ってください。
コマンドから実行する
実行したjarファイルがあるフォルダに向かってシフト+右クリックをして、「PowerShell ウィンドウをここで開く」を選択します。
Windows PowerShellが開いたら、jarファイル実行コマンドを入力します。
コマンドは以下の通りです。
java -jar 実行したいjarファイル名(拡張子の.jarも含みます)
これでも起動できない場合は、正しくJavaが正しくインストールされていません。再インストールを行ってください。
Jarfixを使う
Jarfix公式サイトからJarfix.exeをダウンロードして実行します。
Jarfix.exeが自動でJavaとjarファイルを関連付けて、jarファイルをダブルクリックで実行できるようにしてくれます。