【作業厨】←こいつらだけ「○○勢」じゃなくて「厨」


「○○勢」という言葉は、ある特徴や目的を持った集団を指す言葉です。マインクラフトでは、建築が好きな人のことを「建築勢」、対人バトルが好きな人のことをPvP勢」と呼んだりします。
一体、自分はマインクラフトのどんなプレイ方法が好きで、何勢なのか。
自分を分類すること自体が楽しかったりもします。
様々な「○○勢」がいる中、「作業厨」と呼ばれる人達だけは「勢」ではなく「厨」という文字が使われています。
この記事では、なぜ「作業厨」だけ「勢」ではなく「厨」なのかを考えてみました。

作業厨とは

作業厨さぎょうちゅうとは、マインクラフトで作業(整地やダイヤ集めなど)を好んでする人達のことです。
特に、通常では考えられないほど膨大な作業量をこなす人達を作業厨と呼びます。
彼らは何十、何百、何千ものチャンクを掘り、ダイヤをLC(ラージチェスト)単位で集めます。(怖い)※褒めてる

「厨」の意味

作業厨の「ちゅう」は「中毒・中毒者」の略を意味するインターネット用語です。
料理場や台所を意味する厨房の「厨」とは別の意味です。

1990年代後半のインターネット黎明期の電子掲示板では、中学生のような程度の低い書き込みを意味する「中坊」を「厨房」とわざと誤字変換して蔑称として使っていた。

そこから電子掲示2ちゃんねるが誕生すると「〇〇厨」と略されて使われるようになる。そこでは中学生の意味から離れ「中毒・中毒者」の略として使われる事もあった。

出典: https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%8E%A8

つまり、作業厨は作業中毒者というような意味を持ち、マインクラフトの作業を中毒のようにし続ける人達のことを指していると考えられます。

なぜ「勢」ではなく「厨」なのか

考えられる理由は、他の「○○勢」よりも狂気的であるということです。
狂気的というのは、気が狂っていること、常軌を逸脱した状態を指します。
一般人では理解できないような言動やふるまいをしていることが、「作業勢」ではなく「作業厨」と呼ばれる理由です。
具体的にはどのような言動やふるまいが、狂気的なのでしょうか?
作業厨の狂気的な言動やふるまいを3つあげてみました↓

その1: 作業しすぎ

作業しすぎです。
露天掘りしたり、水を抜いたり、大量の素材を集めたり。
しかも、露天掘りは1チャンクではなく、地図で見える範囲全チャンク。
しかも、水を抜くのは池ではなく、海の水。
しかも、大量の素材をチェストいっぱいにではなく、大量のチェストいっぱいに。
しかも、全部サバイバルで。
常人には理解できないほどの作業量をこなしています。
一体、作業をするのに何時間かけているのでしょうか...

その2: 目的がない

「そこに山があるから」
そんな意気込みで登山をする登山家のマインドを持っているのでしょうか。
作業厨の人達は、登山家と同じことを言った後、山を平らにしそうです。

普通は建築したり、何か装置を作成するために作業をします。
整地された地面、大量の素材。必要な物を必要な分だけ用意します。

しかし、作業厨の人達は、必要以上に整地を行い、必要以上のアイテムを集めます。
もはや、作業すること自体が目的になっているのかもしれません。

その3: 鋼の精神力

目的もなく、ただ作業をする。しかも信じられない量の作業を。
イクラは好きですが、何十、何百時間も作業をするだけなのは普通に刑務作業と同レベルだと私は思います。
並みの精神力ではそんなことできません。
作業厨の人達は鋼の精神力を持っているはずです。

まとめ

作業厨が「作業勢」ではなく「作業厨」と呼ばれるのは、狂気的なレベルでマインクラフトの作業を愛し、並外れた作業量をこなす精神力を持つ人達であるからです。
同じマインクラフトというゲームが好きな者として、作業厨の方々がいるのはとても嬉しいと感じます。