NOT回路とは基本的な論理回路の一つです。論理否定回路とも呼ばれ、コンピュータが計算を行う仕組みを理解するために基礎知識として知っておく必要があります。この記事では、NOT回路とはどんな回路なのかをマインクラフトを使用して説明します。
NOT回路
NOT回路は入力した値をもとに特定の値を出力する装置のことです。
MIL記号(アメリカ軍の規格)を使用して↑上の画像のように表記します。
NOT回路は入力と反対の信号を出力する回路です。NOT回路では入力が0のとき出力が1になり、入力が1のとき出力が0になります。
入力と出力の関係は以下の真理値表(入力と出力の関係を示した表)の通りです。
入力 | 出力 |
---|---|
A | Y |
0 | 1 |
1 | 0 |
マインクラフトでNOT回路を再現すると以下のようになります。(作り方は他にもありますが、作り方は関係ありません。入力と出力の関係が合っていれば、どんな形や機構でもNOT回路です。)
レッドストーン信号がオフ=0、レッドストーン信号がオン=1としています。
入力Aがオフなので、出力結果Yはオフになっています。
入力Aがオンになると、出力Yはオフになります。
まとめ
NOT回路は入力と反対の信号を出力する回路です。
NOT回路では入力が0のとき出力が1になり、入力が1のとき出力が0になります。